園庭開放
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6月2日の園庭は、たくさんの未就園児のお子さんでにぎわいました。
2歳や1歳の小さいお友だちですから、やりたいことを探して園庭で自由に遊んでもらいます。
園庭にはうちわの制作コーナーやシャボン玉コーナーがあって、お母さんと一緒に牛乳パックのうちわを作る子、シャボン玉のストローを一生懸命に吹く子、風に乗ってふわふわ飛んでいくシャボン玉を見ている子、飛んできたシャボン玉を追いかける子、砂場でシャベルやコップで遊ぶ子、三輪車や自動車に乗って押してもらっている子、SLのベンチでゆったりしている子、滑り台を何度も滑っている子・・・それぞれ好きなところで好きなことをして遊んでいます。もちろんお母さんが一緒ですから、安心して遊びに没頭できますね。
園庭にはキャンバス画のコーナーもあって、絵の具で色々な色を楽しんで描くこともできます。
遊び疲れておなかもすいてきたころ、軽快な音楽が聞こえて来て、みんなで体操、イチ・ニッ・サン。たのしかったねぇ・・・そんな感想をもらしながらお帰りする人も。お昼の用意をしてきた人には、ころころのお部屋でお弁当を食べてゆっくりしてもらいました。
2歳児は第1次反抗期といわれるように、自分の思いを強く出す時期ですから、お子さんが思い通りに遊べる環境で、制限せずに元気に遊んでほしいですね。自分の思いが満足すれば、お母さんの言うことも素直に聞き入れてくれます。体をたくさん動かして遊べれば、食欲も出て、お昼寝もぐっすり。いい習慣ができますから、次回もどうぞお出かけください。
次回は6月15日(水)施設見学会もあります。
プールの季節 年中組
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爽やかな風、明るい陽射し🎏 こいのぼりも元気に泳いでいます🍒
先週からプール指導が始まりました💦 3月までは年少さんだったのに🐥 年中さんになったら果敢にチャレンジ🌻 顔に水がかかっても我慢🐬 飛び込んだり潜ったり🐬 年中さんの頑張りをご紹介しますね
プールの季節 年長組
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爽やかな風と明るい陽射し🎏 屋根より高いこいのぼり🎶も泳いでいます🎏🎏
幼稚園のプール指導が始まりました 💦 曇っていても肌寒い日でも温水プールだから大丈夫‼️
プールで頑張る年長さんをご紹介しましょうね🏊
年少さん初めて散歩
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快晴の今日、輝く光を浴びて、年少さんがサクランボ狩りに出かけました🍒 2人ずつ手をつないで、👫サクランボの所まで5分🐶 上手に歩けたね
先祖還りしたさくらんぼ
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この木は元サクランボです♪以前は素晴らしくおいしいサトウニシキがなりました🍒
ところが、いつの間にか先祖返りして、何の木⁉️ かわからなくなっていたのですが、先日ホームページを見て、「そんなばかな・・・」と、ある人が調べに来てくれました。そしてついにこの木が「ウワミズザクラ」という木であることが判明しました! 接ぎ木をする前の親木に戻ってしまったのですね🍒🍒🍒
今のサクランボはこの木です♪ 先祖返りしないように枝を切らずにいますから、大きく枝が広がっています。お陰様で園児たちがサクランボ狩りをするのにとてもいいですよ🍒🍒🍒
さくらんぼ
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今年もさくらんぼの季節が巡って来ました。幼稚園のさくらんぼの木には真っ赤な実がたわわに実っています。お天気が良ければ、明日から摘み取ってみんなでいただきましょう!
我が家のさくらんぼは、幼稚園の木より一足先に完熟となり、今日は運転手さんたちがたくさん採ってきてくれました。給食のデザートに「いっぱいちょうだぁい」「たくさんおかわりしてね」
働きながらの子育て
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私が若いころ、女性は結婚したら主婦になる人がほとんどでしたが、私は自立して仕事を続けたいと考えていました。当時は仕事をしながら子育てをするには、学校の先生になるくらいしか選択肢はなかったのですが、私は学校の先生にはなりたくなかったので、高校で色々考えた末に、語学を勉強して通訳になれば、自分で仕事を選べるでしょうから、子育ての時期は自宅にいることができると考えて、中国語を専攻しました。なぜ中国語だったかといえば、高校の英語の先生が「あなた、これからはアジアの時代よ!」と私に言ったからです。英語と中国語ができれば、世界で大半の人と話が通じるでしょうから、それならば中国語を専攻しましょうと、簡単に決めました。「子育ての時期は、自宅で翻訳などをしながら子どもと過ごせたら・・・」漠然と将来の生活をイメージしていた高校生の私でしたが、実際には両親が始めた幼稚園の後継者として就職し、生まれた子どもたちは、生後3か月になるかならないかで保育ママや保育園に預けて働かなければなりませんでした。そのころ私がつくづくと思い知ったことは、働きながらの子育てのしわ寄せは全て子どもにかかってしまうということです。子どもは親の言うとおりにしかできないのですから・・
働きながらの子育てを奨励している現在ですから、働くお母さんはとても増えてきましたけれども、お子さんが小さいときには、働き方の見直しを「子ども中心」にしてあげないと、取り返しのつかないしわ寄せを子どもにしてしまうことを危惧しています。
お母さん方にお仕事よりもお子さんを優先して!と願うのはそのためです。
子育てって---?
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ゴールデンウイークは北京で3カ所の幼稚園を見学し、中国の幼児教育熱がとても高まっている事を感じました。北京で評価されている幼稚園はどこも満杯で、次々と分園を広げています。国の補助金が多いのか、教材はとても豊富で、贅沢です。クラスには先生2人と生活補助員がいて、生活面と教育面の双方を重視しています。園児は朝7:30には登園、夕方5:30まで、朝食、おやつ、昼食、おやつ、夕食と3食おやつ付きです。親は送り迎えだけすればいいので、働く親は大助かり!まさに社会での子育て、社会主義の国では当たり前の事。
ところが!自由主義の国日本の子育ても、中国に倣っているような?
子どもは社会で育てるのが理想であるかのような発言が増えています。子育てって、そんなに他人に頼っていいのかなぁ? 我が子は親が守りましょうね。仕事は他の人で代理が出来るけど、親の代理は誰にもできない事を忘れないで!
お金のためではいい仕事はできません
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昨日 川崎麻世さんが幼稚園に来てくれました。雑誌の取材ということでしたが、私が前回のブログで「保育士の給与が安いから上げてあげましょう」という新聞記事に怒りをぶつけたことに対して、「本当に教育のこと、子どものことを考えて仕事をしてきた人だと思う」と感想を述べてくださったと聞きました。嬉しいです!
お金のために仕事をする人には幼稚園の先生は勤まりません。でもお給料がなくては生活できません。
いい教育を実践するには子ども思いで優秀なたくさんの先生たちが必要です。先生たちのお給料は保護者が支払うか税金で支払うことの2つです。働く保護者のためにはたくさんの税金が注がれて、2号児担当の保育士に多額のボーナスが出たと聞きました。
家庭で子育てしている保護者にはそれほどのお金が回って来ません。幼稚園に来るお子さんは家庭で子育てする1号児のお子さんとされているため上乗せの補助金はありませんし、お子さんが小さい時から働くことを奨励している感じの待機児報道のために、3歳まで子育てをしないで預ける家庭が増えて、幼稚園は少子化の煽りを一気に受けています。
そして一生懸命に仕事をしてきた幼稚園の先生たちにお給料が出し切れない状況がはじまりました。
悲しいです。
ピンチな幼稚園から 子育て支援政策に怒り!
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今朝 平成28年4月22日の日経朝刊に、「保育士月給1.2万円上げ」という記事が大きく出ました。この記事を見た幼稚園の先生たちは「えっ!!」
これは幼稚園教諭にとってはとてもショッキングなこと!
毎日子どもたちのために汗を流し、園児が帰ってから保育の反省をし、打ち合わせや教材準備してくれている先生たちに、十分とは言えないお給料しか出してあげることができない幼稚園の経済事情があります。教材研究・教材準備のゆとりがなければ、いい保育・教育はできません。いい人材を確保し、担任以外にもフリーの先生やカウンセラー、専任講師などの人材を確保しても、十分なお給料が出せているわけではありません。それでも!子どもたちのために不平も言わず、一生懸命に頑張ってくれている幼稚園の先生たちの背中に水を差すような「保育士への厚遇」
なぜ、福祉にはお金が出て、教育にはお金が出ないのでしょう?
なぜ、保育園の乳幼児にはたくさんのお金が支払われて、幼稚園に来る保護者や、幼稚園の子育て支援にはお金が出ないのでしょう?
なぜ、3歳からの集団教育が評価されずに、「園庭もいりません」「長時間預かればお金を出します」の政策が評価されるのでしょう?
幼稚園園長はこの政策に怒り心頭です!幼児教育をないがしろにし、保育士のお給料が毎月22万円しかない!?給料が安いから保育士になる人が少ない?!何を言っているのですか!保育士を馬鹿にするのもいい加減にしなさい!
素直に園児たちのために努力している幼稚園教諭の心を、お金でつっていこうとする醜い政策!
お母さんと一緒にいたい、早くお迎えに来てほしい子どもの気持ちなど無視し続けて、長く預かること、安く預かることがいいことと日本中に言いふらしているのはいったい誰なのでしょうか?
子どもは荷物ではないのです。子育て中の保護者のワークライフバランスをもっと前面に掲げ、幼稚園でも行っている預かり保育や未就園児クラスにもっとお金を出して、まだ小さくて、自分の意見を言うことのできない乳幼児の気持ちに沿った政策をしっかり進めるべきです。
このままでは「子どもたちのために」頑張っている幼稚園は叩き潰されて、「親のために」待機児を減らそうとする、将来を考えていない利己主義者のために日本はダメになってしまいます!